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スノボのセッティングでユニカンってどうするの?使い方は?

2017/02/13

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スノボのアルペンのセッティング、特にカントとリフトに悩みますよね。微妙な調整がしにくいし。カントは3度の次が6度だって言われてもねえ。その中間とかないんだろうか。そういえばユニカンといわれているユニバーサルカントっていうのが、微妙な調整もできるってきいたけど。っていう方に、ユニカンの特徴とその使い方をお伝えします。

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スノボのセッティングでユニカンって?

カントとリフト、アルペンボーダーの悩みの種。なんかいじり出したら、どれがいいのか分からなくなったとか、そんな話もよく聞きます。

それに、だいたいのバインディングのカントプレートとかリフトプレートって3度刻みとか、3ミリ刻みとかじゃないですか。

そうすると、3度だとちょっと物足りないんだけど、6度にしたら、入れすぎだし。3ミリだと低いけど、2枚入れて6ミリにしたらどうも違うし。

ってこともあるみたい。まあ、リフトプレートは5ミリっていうのもあるけど、その組み合わせはやっぱり限定されますよね。

それから、カントプレートやリフトプレートは、つま先やかかと部分にいれるから、極端に15ミリとか20ミリ言う場合のリフトアップがむずかしい。

むずかしいし、あとビスがそんな長いのがなかったり、あってもつま先とかかかと部分だけが上がるから、バインディングとブーツの安定がなんかこころもとなくなりますよね。

テクニカルとか基礎系の人はそこまで上げる人は少ないけど、レース系だとねえ。20ミリとか多いですよね。

それに、テコの原理でリフトアップすると、少ない力で圧が板に伝わるから、私のようなヨレヨレ中年とか、筋力が少ない女性とかにはラクちんなんですよね。

なにかいい手はないんだろうかって思っていたら、何やらユニカンっていうのがあるらしい。

ユニカンってなあに?ユニカンって?カニ缶なら知ってるし、熱燗も良く飲むし、意外とひと肌燗の方が好きっていう人もいますよね。

えっ?薬師丸ひろ子が映画「セーラー服と機関銃で」機関銃をダダーっと撃ちまくって、その後に云うセリフのことじゃないかって?それは『カ・イ・カ・ン』だってば。

ってそんなことはどうでも良かったですね。ユニカンっていうのは、ユニバーサルカントのこと。当初はバートンが作っていたっていうかREDからですけど販売していました。

20世紀後半から2000年代初頭までは、アルペンライダーの多くがユニカンを使っていたというほどのヒット商品でした。

というのも、このユニカン、カントとリフトを幾通りにもセッティングできるという強者。

それに、最大で30ミリ近くのリフトアップもできるし、バインディングとボードの間にセットするとから、バインディング自体はフラットってことで、ブーツをホールドするのも安定しているんですね。

ですから、一度このユニカンを使ってしまうと、中々他のカントリフトセットを使う気になれないんです。

でも、最近あんまりみないですよね。って言われると、そうなんです、山本さん。今はもうフローティングシステムとか出てきたので、そっちを使う人が多くなってしまったんです。

っていうか、その一世を風靡したときでも、買ってはみたものの、使い方が良く分からなくて結局辞めてしまったっていう人が多かったんですね。

というのも、アメリカ製品じゃないですか。ですから、説明書がないんです。プロとかだと直接メーカーのサービスマンが説明してくれれるから理解してるけど、一般のスノボ愛好者だとねえ。

ってことで、すたれてしまったんです。それに当時は今ほどネットやYoutubeでの解説もありませんでしたからね。

ただ、これは一度覚えると簡単なので、通常のカントやリフトのパーツでイマイチしっくり来ないという人は、ユニカンの使用を検討してみてもいいんじゃないでしょうか。

なお、今はバートンがアルペンから撤退してしまったので、一時期ユニカンの販売もなくなったんですけど、アイベックスっていうところが、権利を買って、今ではそこから販売されています。

値段は意外とお店によって違って、定価っていうか、それに近いのは1枚っていうか片足分で5000円から6000円ぐらいです。

ですので、両足っていうか、前後2つ買うと1万円を超えるんですが、結構需要が少なくなっているので、2つで5000円とかいうところもあります。探してみてくださいね。


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スノボのセッティングでユニカンの使い方は?

でも、なんか使い方が書いてないんだと難しそう。っていうのなら辞めた方がいいでしょう。私の周りでも、買ったはいいけど、結局良く分からなくて辞めたり私にくれたりした人もいます。

一番は、実際に使っている人にきちんと教えてもらうことですけどね。以前書いたトレーニングキャンプ等に行くと、今はフローティングシステムを使っていたり、3Dカントを使っているプロやデモでも、だいたいレーサーだった人はユニカンを使っていたので、丁寧に教えてくれますからね。

私もそこでセッティングについて教えてもらいました。あと、ショップでアルペンを扱っているところだと、これまただいたい店長自体が元々レーサーだったりして、バッチリ教えてくれます。

が、一応、サイトでも知りたいっていうオタンコナスがいるので、ここでも書いておきますね。Youtubeとかにあればいいんですけどね。探したけどありませんでした。

で、ボードへの装着については、これまたサイトで検索すると出てくるので、それを見てみてください。中には写真付きで丁寧に書いてあるものもありますから。

ユニカンの装着が出来たうえで、セッティングっていうか、自分に合っているかどうかを確かめる方法です。

ただし、ブーツとバイン自体のカントはフラットにしておいてくださいね。ブーツはいじってない限りカントがはいっているってことはないけど、バインはモノによっては、標準で3度とか入っているモノもあるんです。

その場合はカントパーツを外せるようになっていますから、それを外してフラットにしておいてくださいね。あと、バインとブーツのセンターも合わせておいてください。これも、特にいじってなければセンターになっているはずですけど。

で、それができたら、いよいよユニカンをセットします。アッパープレートの欠けているところから見える数字が大きいほどリフトアップされます。

8が最大で、7・6・5とリフトアップが小さくなります。0にすると、フラットで単に下駄を履いたカンジ。そうする意味あるの?ってことですが、これまたテコの原理で少ない力で圧がかかりやすいって訳です。

どのあたりからやるかはもうお好きなようにとしか言えません。通常初めてユニカンを使う人は、だいたい欠けているところの数字を5か6、あるいは4ぐらいにします。

欠けているところはアッパープレートは8という線が付いていると思います。欠けているところが見える数字を6にしたら、アッパープレートの6の線のところを板に取り付けた金具のの真ん中っていうか、センターに合わせます。

これでリフトアップはされているけど、カントは入ってない状態です。カントなしの場合はそれでいいんですが、それまで3度とか入れていた場合は、アッパープレートを一つか二つ廻します。

レギュラーポジションの前足だと、右に1つか二つというと、数字が5か4になるってこと。後ろ足の場合は、左に回さないといけないけど、やっぱり5か4になります。そういう風にできています。

で、ここまでは、だいたい誰でもできます。が、この先の調整が上手くできないから、みんな辞めてしまうんですね。ここから先は、3度とか5度とか言う数字は忘れて、身体の感覚を感じてください。

今まで3度だったから、カントを3度にするにはどうしたらいいんだろうか?ってところで、みなさん悩んでしまうんです。オタクの中には、そういう計算方法を研究している人もいますが、その3度が本当に合ってるかどうは分かりませんからね。

それに、他のカントシステムでもそうですけど、カントシステムを替えると、今まで3度でバッチリだったのが、意外になんか違うっていうこともあるから、そこは身体のベストなポジションを探してください。

それがユニカンにおける自分に合ってるかどうかの調整です。前回書いたように、足裏のヒラっていうか、その部分を意識することです。

まず、ブーツを履かずにバインに装着します。多分前足の踵と後足の爪先が僅かに板より出ていることが多いです。出ていなければいいのですが、出ている場合は、ブーツを外しベイル位置をブーツがはみ出さないようにずらしてベイルを固定しなおしてください。

それが出来たら、ブーツに足を入れて、バックルもいつも通りに全部バッチリしめてください。その時に何度も言いますが、足裏全体に均一に圧を感じているかどうかが、第一のチェックポイントです。

なんか足裏全体っていうか、足のヒラにちゃんと圧が感じられない時は合ってないので、感じられる位置を探します。探し方は、アッパープレートを左右どちらかに一つずつ廻して、一番しっくりくるとこを探すしかありません。

それで足裏全体っていうか、足のヒラにきちんと圧が感じられたら、今度は軽く腰をおろしたニュートラルポジションをとります。

その時に、ブーツと接している脛の部分またはふくらはぎに強い圧がかかってないかを確認してください。締め付けているので、圧は当然かかっているのですが、極端に脛の部分とかふくらはぎの部分に圧がかかっていると、合ってないということになります。

ふくらはぎということはあんまりありませんが、脛の部分は微妙に外側とか内側に圧がかかっている事が結構あります。

内側に圧がかかっている場合は、アッパープレートとベースプレートを一緒に反時計周りに1メモリズラしてください。この時必ず上と下のプレートを一緒に回してくださいね。

外側に圧がかかっている場合は、逆に時計回りに一つずつずらします。それでどちらの脛にも圧がかからないところを探すっていう訳です。

これで、ほとんどO.Kなんですが、これからいよいよゲレンデです。前回書いたように、5度とか6度の緩斜面で直滑降をします。その時にどちらかのエッジが引っかかってないか、ちゃんと直進するかどうかを確認してください。

直進していたらO.K.です。左に曲がるっていう場合は、左へのカントが強すぎるので、プレートを上下一緒に一つ時計回りにずらします。逆に右に曲がる場合は右へのカントが強すぎるので、反時計周りに一つずらします。

それで真っ直ぐ滑るところを探していくという作業になります。ですから、リフトアップを替えたり、スタンス幅やアングルを替えると、これまた全部ずれてくるので、全部一から探していくことになります。

と言っても、一度ベストポジションを見つけたら、後はその前後1つか2つずらせばだいたい大丈夫なので、そんなに心配することはありません。

そういう意味でも、シーズンインの最初2~3回はセッティング調整と決めて、緩斜面があって、出来れば工具台があるゲレンデで滑ることをお勧めします。

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カント・リフト調整って、実はどのカントリフトを使うとしても、こうやってベストポジションを探すんですよね。でも、普通のカントシステムだと、プレートを入れるから、バインのつま先の部分やヒールの部分をばらして、一枚入れたり外したりして、またそれを組み立ててってやらないといけないから面倒ですよね。

それに対してユニカンの場合は、もちろんバインは外さないといけないけど、プレートをどちらかにズラすだけだから、簡単といえば簡単なんです。

関東近郊だと、軽井沢スノーパークなんかが、距離的にも斜度的にもやり易かったですね。それに、工具台もあるし。あと意外とMt.Sayamaこと狭山スキー場もそういう意味ではセッティングにはいいスキー場です。では、良いユニカンを。あっ、熱燗の飲みすぎにはご注意ください。

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