NO SLIP, NO LIFE.

滑って転んでおおいた県。ゲレンデが多いのは何県? 滑落しない人生なんて考えられない。お大事に。

ギア

スノボアルペンのセッティングでカントとリフトの調整方法は?

2017/02/13

%ef%bc%90%ef%bc%95%ef%bc%94%e3%82%ab%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%95%e3%83%88

スノーボードのアルペンってセッティング大変ですよね。特に初めてアルペンに乗るとか、フリースタイルからの転向したばかりとかの場合は。それに、何やらカントとリフトというものもしないといけないみたい。どうすればいいの?っていうアルペン初心者に、セッティングの中でもカントとリフトについてお伝えします。

スポンサードリンク

スノボアルペンのセッティングは

アルペンボードのセッティング、スタンス幅を決めて、アングルを決めて、そして何と言っても、カントとリフトというのがあります。

スタンス幅とアングルはまあ、こんなもんかとか、自分の身長がこれぐらいだから、あのライダーと同じってことで、このくらいかなとか、そんな風にして決めますよね。

最初ですよ、最初。慣れてきたら、色々と試してベストポジションを探していると思いますけどね。

でも、カントとリフトっていうのがやっかい。特にフリースタイルだとあんまりカントリフトってないですよね。

もちろん、こだわる人は自前でバインディングとボードの間にプラスチックの板を加工したものを入れたり、バインディングのある部分にだけゴム板を切ってくっつけたりという人もいますけどね。

イントラとか、プロとかデモとかじゃないと、そこまでする人は少ない。まあ、マニアっていうかオタクの人はどうぞご勝手にってカンジですが。

ですが、アルペンの場合は、ほぼみなさんカントとリフトも入れています。と言っても明確な理由がなくて、ショップで最初に入れてもらったからとか、なんかみんな入れている人もいるからっていう人も多いみたい。

ですから、見る人がみると全然合ってなくて、そこをちょっと変えると滑りが全然変わるし、今まで苦手だったトゥーサイドターンがバッチリになったりするんですね。

そういう意味もあって、カントとリフトはしっかりセッティングしてほしいと思います。って言ってもねえ、その辺りをきちんと説明してくれる人って少ないですよね。

私も今でこそエラそうに語っていますが、最初は好きなライダーとまるっきりおんなじにしていたんです。

それも、トゥーアップ10ミリ、ヒールアップ10ミリってことで、レーサーとかならそういう人も沢山いるけど、当時テクニカルとかフリーライディングだと、5ミリから3ミリが多かったから、スクールに行って「どうでしょうか」って聞いても、「まあ、これはこれでありでしょう」って言う答えしかもらえませんでした。

私より長くスノボやっている友人にそのことを言うと、「だって、これだけ上げてると、色々と考えてセッティングしてると思うじゃん」って言われてしまいました。

ってことで、その後出会った当時のプロ、今も現役のデモにレッスンのたびに聞いて、やっとセッティングのやり方を習ったという訳です。

まあ、トッププロやワールドカップ出場選手になると、そのへんもきちんと説明してくれますけどね。最近は、そういうトップライダーがコーチのキャンプとかも多いから、参加したときは、是非セッティングの事も聞いてくださいね。

スノボアルペンのセッティングでカントとリフトは?

で、そのカントとリフト、やってる人はやってるんだけど、今シーズンからアルペンに転向しましたとか、初めてスノボやるんですけど、アルペンなんです。っていう人だと、チンプンカンプンですよね。私は漢文は苦手でしたけど、何か。

スタンス幅はバインディングの幅、アングル角度はバインディングの向きというのは分かりやすいと思います。が、カントとリフトってなあに?ってことですよね。

カントというのは、バインディングに角度をつけることです。通常は内側が低くなるようにってカンジです。レギュラースタンスの場合は、前足は少し右に傾斜が付くカンジ。後ろ足は左側に傾斜が付くカンジですね。

リフトというのは、つま先部分とかかと部分を上げること。前足のつま先を上げて、後ろ足のかかと部分を上げます。

ですから、つま先を上げることをトゥーアップ、かかとを上げることをヒールアップと言います。通常はヒールアップ10ミリ、トゥーアップ5ミリという言い方をします。

そうすると、後ろ足のかかとを10ミリ(1センチ)、前足のつま先を5ミリアップしているっていうことですね。

そういうことはいいけど、なんでそんなことするわけ?っていうと、滑りやすくするためです。っていうのも、アルペンってハードブーツじゃないですか。ですから、足ががちがちに固められていて、上手く力というか圧を板に伝えにくいんですよ。

カントリフトをせずにベターとしたフラットだと、板の上でバインにブーツを装着して立ってみると、妙に腿の内側っていうか、いわゆる内転筋のところがつぱってしまって、力を入れにくいんです。

それを補正しようということで、考え出されたのがカントとリフト。ですから、もちろんソフトブーツでもやっていいんですけど、ソフトブーツの場合は、ハードブーツほどがちがちじゃないから、フツーに滑る分にはそれほどシビアにならなくてもいいってことで、プロとかデモとか大会に出るような人以外はしてないんですね。

ってことは、逆にアルペンでもしなければならないってことはありません。90年代世界のレース界を席巻したナンチャラっていう女子選手は、カントリフトはしていませんでした。

インタビューでは、「だって、何もない方が板の感触がダイレクトに伝わってくるんだもん」って答えています。しなくて済むのならそれが一番です。

が、通常はします。それに、私のようなヨレヨレ中年とか、か弱い(?)女性だと、カントリフトを入れるとテコの原理で、少ない力で板に圧を加えることができるから、結構固い板でも楽に踏むこともできるんです。

ってことで、しなくて済めばそれが一番ですが、どうすれば楽に滑れるかっていうことを考えて、やり方は知っておいてくださいね。


スポンサードリンク

スノボアルペンのセッティングでカントとリフトの調整方法は?

じゃあ、そのカントとリフト、どうやってセッティングすればいいの?ってことですが、これまた規則はありません。上に書いたように、無い方がいいっていう人もいますから。

でも、それをいっちゃあおしまいよってことで、基本的なセッティングと調整方法を説明しますね。まあ一番は、その辺りが分かる人に滑りを見てもらうことですけどね。

まず、上に書いたように、基本はまずリフトアップです。前足のつま先と後ろ足のかかとをアップするというもの。ですが、初心者とか、フリースタイルからの転向したばかりっていう場合は、前足のつま先のトゥーアップはなくてもいいかもしれません。

っていうのは、中級以上になるとまた話が別ですが、初心者のうちって、前足にしっかり乗れないっていうか、前足への体重移動が出来ないことが多いですよね。

ですから、それなのに前足のつま先をトゥーアップすると、もっと後ろに重心が行くので、最初は前足のトゥーアップはなし。後ろ足のヒールアップだけすれば、自然と前にちゃんと乗れるようになります。

後ろ足のヒールアップも5ミリからでいいでしょう。5ミリアップして滑ってみて、それでも、まだ重心が後ろだったら、3ミリっていうのがどこのメーカーもあるので、それを1枚入れて8ミリにする。それでもまだだったら5ミリ2枚で10ミリにするってカンジですかね。

で、それに加えて斜めに角度をつけるカントっていうのがありますね。これも最初は前足後ろ足とも3度でいいでしょう。どちらも内側に傾斜が付くようにですよ。

ですから、レギュラーポジションの場合は、前足は左側が高く、右側が低くなります。後ろ足は右側が高くて、左側が低くなります。ここは間違えないように、逆に入れるとターンできなくなりますからね。

それで滑ってみてください。最初のうちは前足のトゥーアップはしてないでしょうから、意外と前足はカントも入れない方がターンしやすいかもしれません。それは緩斜面で試すしかないですね。

で、それが合っているかどうかっていうのは、最初のうちは感触が良く分からないと思いますが、一つのやり方、特にある程度滑れるようになったら有効ですから書いておきますね。

まずゲレンデに出る前に、部屋の中とか、ゲレンデでもベースの平地部分で板に乗ってバインを装着してください。その時ニュートラルポジションで立ってみて、足裏のヒラっていうか、手のひらでいうと指の付け根にあたる部分ですが、ここがちゃんと両足ともまっすぐにブーツ内っていうか、底ですな。底についているかどうかをチェックしてください。

外側とか内側に力が入りすぎていると、セッティング合っていません。ですから、滑る前に平地でそのこのところしっかりチェックしてください。

それで問題なければ、緩斜面5度とかそれぐらいのところで、まずは直滑降してください。その時は、ちゃんと板が真っ直ぐ滑るかどうか。変に片方のエッジに引っかかったり、曲がって行ったりしないかどうかを調べてください。

そこで真っ直ぐ滑れたら、基本的は問題ありません。その後浅いターンっていうか、サイドカーブを意識するだけで、ゆるーく曲がりますよね。それをやってみて、左右同じようにターンできれば大丈夫。

そして、その先は斜度のあるところで、普通にターンしてみてください。トゥーサイドだけおかしいとか、逆にヒールサイドだけ曲がりにくいとかないかどうかを確認すれば完了です。

ですので、シーズン初めはこれで結構1日2日かかりますが、アルペンライダーはプロもデモもみんなこういう作業をしていますので、そこはトップシーズンにウッシッシになるために、足慣らし含めてやっていってくださいね。


関連オタンコナス記事

チリバツ共和国副大統領の戯言

テクニカル系っていうか、基礎系の人達は、基本的にあんまりカントリフトはきつくいれません。前足フラットで、後ろ足のヒールアップ5ミリでカント3度とか、前足のトゥーアップはなしで、カントだけ3度とかそんなカンジです。

それに対してレース系の人はバッチリ入れます。トゥーアップ10ミリ、ヒールアップ10ミリ、カントは前後とも6度とかいう人もたくさんいますし、中には前足の方のトゥーアップを15ミリとか20ミリにしている人もいます。

一瞬で力が板に伝わるようにってことで、それはそれでありです。私は最初は前足はリフトアップなしで、カント3度、後ろ足はヒールアップ5ミリでカント3度でスタートしました。

が、その後は最初に書いたように、某デモのマネをして前後ともリフトアップを10ミリとかにしていました。でもなんか上手くいかなくて、茶原さおり元プロ&現デモにセッティングの仕方を一から習って、今はユニバーサルカントだから、何ミリっていえませんが、測ると多分20ミリから25ミリぐらいのリフトアップじゃないですかねえ。

当初は全然それで前足に乗れなかったのですが、一度それでバッチリになると、少ない力で圧がかかるから、ヨレヨレ中年にはそれぐらいの方がいいんですよね。

まあ、最初のうちは色々と悩むと思いますが、是非悩んで自分のベストセッティングを見つけてください。では、良いカントリフトを。

関連記事
アルペンボードのスタンス幅は?
アルペンボードのバインのアングル角度は?
ユニカンのセッティングって?
ステップインかトゥークリップか?
ハードブーツのインナーはタン式?
スノボのソックスは5本指?
スノボのグローブはミトン?

スポンサードリンク

-ギア
-,